お知らせ
2000/01/01
「補聴器」は超高齢社会といわれる昨今,徐々に認知されるようになってきましたが,主要先進国と比較してみると日本ではそれほど普及していないのが現状です。
その一因として、一般の人々には「補聴器」という言葉自体に馴染みがないことに加え、“お年寄りが付けるもの”というようなネガティブなイメージを持たれていることが上げられます。
超高齢社会をむかえ,高齢者はかつての“お年寄り”ではなく、家族,友人,同僚の方々とのコミュニケーションを潤滑に図り、社会活動に積極的に参加していくことが求められるようになりました。
コミュニケーションを図るうえで,聞こえはとても重要な役割を果たしますが、程度の差こそあれ聞こえの変化は誰にでも訪れるものです。補聴器はそうした意味において一部の人のための特別なものではなく、これからは生活必需品の一つとなっていくでしょう。
補聴器へのネガティブなイメージを払拭し、正しいご理解のもとに一人でも多くの方々にご使用いただくためにはどうしたらよいか。全国補聴器販売店協会(現:日本補聴器販売店協会)と全国補聴器メーカー協議会(現:日本補聴器工業会)は合同で話し合いをした結果、「補聴器の日」を制定して,「補聴器」という言葉をもっと一般の人々に知ってもらい、馴染んでもらうことからはじめようと、機関誌や広報誌等で「補聴器の日」の公募を行いました。選考においては、6月は補聴器の大敵である高温・多湿の季節の始まりであり、すでにご使用中のお客様の補聴器を末永くご愛用していただくためにメンテナンスをお願いする大切な時期であること、また6月6日の数字は片方を裏返すと「6と∂」ちょうど両耳の穴のようなかたちになること、ゾロ目で大変覚えやすいとして、平成11年に「6月6日は補聴器の日」と制定いたしました。
・この日を中心にして補聴器が人々の生活の中で身近なものとなるよう努力します。
・補聴器を通して、多くの人々が抱えている「聞こえ」についての悩みが改善されていくことを目指します。
・新しいバリアフリー社会の創造に貢献します。
補聴器の日 マスコットキャラクター「ロロくん」
「耳の日」が制定されたのは、昭和31年(1956年)です。
(社)日本耳鼻咽喉科学会の提案により制定されました。
一般の人々が耳に関心を持ち、耳の病気のことだけではなく、健康な耳を持っていることへの感謝、耳を大切にするために良い音楽を聴かせて耳を楽しませてあげるために、あるいは、耳の不自由な人々に対する社会的な関心を盛り上げるために制定されました。
また、この日は、三重苦のヘレン・ケラーにサリバン女史が指導を始めた日であり、電話の発明者グラハム・ベルの誕生日でもあります。
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う国民の祝日。
1966(昭和41)年から9月15日が「敬老の日」と制定されておりましたが、
「祝日法」の改正により、2003(平成15)年から9月第3月曜日となりました。
2002(平成14)年1月1日改正の「老人福祉法」によって制定。
2003(平成15)年から「祝日法」の改正によって「敬老の日」が9月第3月曜日となるのに伴い、従前の敬老の日を記念日として残すために制定されました。
国民の間に広く老人の福祉についての関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活の向上に努める意慾を促す日。
老人週間:9月15日~9月21日