補聴器ってどんなものですか?
聞きたい言葉や音が大きく聞こえるようになるのですか?
補聴器には、色々な機能が搭載されています。
専門家(認定補聴器技能者)による補聴器えらびのアドバイスと調整(フィッティング)を受けてから使用しましょう。


補聴器は精密な電子機器です。最近の補聴器は、騒音抑制機能や場面に合わせたチャンネル機能など、聞きたい音を強調したり、耳障りな音を小さくしたりできるようになりました。

難聴の種類や耳の聞こえぐあいに合わせて必要な音がよくわかるようにフィットさせますので、補聴器ご購入の際は、専門家による補聴器えらびのアドバイスと調整が必要です。
補聴器には、どのようなタイプのものがあるんですか?
主に次の4タイプあります。専門家に相談して、あなたにふさわしい補聴器を選んで下さい。
●耳あな形
耳の中にすっぽりおさまり、目立たず、音の聞こえも自然。耳の形や音の聞こえに合わせるオーダーメイドもあります。
●耳かけ形
扱いやすく種類や性能も豊富。最近は耳かけでも小さく目立たずデザイン性もあり、人気があります。
●メガネ形
メガネと補聴器が一体化したタイプ。音を骨に伝える骨導式もあります。
●ポケット型
豊かな音量で聞きやすく、使い方も簡単。
補聴器が欲しいのですが、どのようにしたらいいのですか?
まずはあなたの聞こえの状態を知ることからはじめましょう。

まず、耳鼻科医の診断を受けるか、専門の補聴器販売店に相談しましょう。聞こえが悪くなるのは、年齢によるもの、耳の疾患によるものなど、個人によって大きく異なります。聞こえの程度や難聴の要因から適正な補聴器を知るには、耳鼻科医の診断を受け、補聴器の専門店のアドバイスを受けるのがベストです。
補聴器のかしこい購入方法はありませんか?
基本的には技術的に信頼できるお店を見つけることだと思います。
手がかりとして…
  1. 一般社団法人日本補聴器販売店協会の会員であるかどうか。
    認定補聴器専門店であるかどうか。

  2. 認定補聴器技能者がいるかどうか。
を目安にして下さい。
追記)ご購入の際はできるだけご家族と一緒にご来店下さい。
お店ではどんなことをしてくれるのでしょうか?
専門の補聴器販売店では、専門の技能と知識をもった販売員
が親身になってアドバイス致します。


□ まず、ご相談、ご希望をよく聞いて適切なガイダンスをします
□ 補聴器をフィッテングするための聴力測定をします。
□ 適切な補聴器を選択し、調整しながら聞こえを評価をします。

日本補聴器販売店協会に加盟している販売店は、常日頃から耳鼻科医との連携をはかるとともに、使い方のアドバイスや修理・点検にいたるまで、お客様の立場に立った専門的なサービスをおこたえしています。
補聴器を買おうとしたら両方の耳につけるようにすすめられました。
なぜなのでしょうか?
補聴器を両耳につけると、二つの耳で聞く機能を活かすことができ、
片方の耳につける場合より聞き取りが良くなるなどの利点があるからです。

両耳装用の効果
  1. 騒音の中でも会話をよりはっきりと聞き取れる。
  2. 音の方向や位置が明瞭にわかりやすく、安全。
  3. 両方の耳から音が入るので、自然に聞くことができる。
聞こえの効果をより高めるため「両耳装用」をすすめるケースが増えています。病気や聴力により両耳で効果が出ない場合もありますのであらかじめ耳鼻科で両耳に付けても良いかどうか相談しておくと安心です。
補聴器に慣れるには最初どんなことに気を付けるといいのでしょうか?
補聴器をつけて「積極的に聞こう」とする意思。
それがなにより大切です。


補聴器をつけたら、ほんの少しでも「聞き耳」を立てて下さい。
はじめは、家の中などなるべく静かなところで聞いて使い慣れてください。最初から騒がしいところで使うと、騒がしいことだけが気になってしまいます。会話は、「話す人に近づいて」。話す人から離れれば離れるほど、補聴器に入る音は小さくなります。
補聴器を使い始めたのですが、聞こえ方が良くない気がします?
聴覚は複雑でデリケートなはたらきをしているので
補聴器も微妙な調整が必要です。
購入した販売店で調整してもらいましょう。


最近の補聴器はエレクトロニクスの耳。難聴の種類や聞こえぐあい、使用環境などに合わせて必要な音域を強調するなどの調整(フィッティング)で、使いやすく聞こえやすくなります。つまり、補聴器はフィッティングを行って、初めて効果があります。適切なフィッティングを受けるために、ぜひ認定補聴器技能者のいる販売店で調整してもらいましょう。
補聴器をつけてテレビを見たり電話をすると、まわりの音がうるさくてよく聞き取れないことがあります。どうしたらいいのですか?
聞こえには個人差があります。
まずは購入した販売店や耳鼻科医に相談して、あなたに合ったアドバイスをもらいましょう。

はじめは今まで聞こえなかった音が入ってきて、うるさく感じる方は実際多いです。「慣れるまで頑張りましょう」といわれると納得できないかもしれませんが、聞こえは耳だけでなく脳でも判断していますから、元の聞こえに近づけるには音を脳で照合していく作業もある程度必要です。訓練というと大変かもしれませんが、基本的には、洗顔、入浴、就寝時以外は、できるだけつけて生活することをおすすめしています。ただし、頭痛や耳鳴りがひどいなどという場合は無理して装用するのはやめましょう。
補聴器は点検が必要?
必要です。

補聴器は精密機器なので、汗や皮脂などが苦手です。ご自身でも使ったあと拭き取ったり、適切な保管が必要になりますが、ご購入後も時々は、購入された販売店で専門の技術を持った方に点検してもらうのがベストです。販売店では電池交換やクリーニングなど簡単なメンテナンスや微調整であれば、すぐにその場で行ってくれます。


 
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